JSR株式会社のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所(取締役社長 伊藤 浩毅)は、京都大学ならびに近畿大学と、免疫関連有害事象 (以下、irAE) 腸炎の指標としたAnti-Integrin αVβ6自己抗体の検出に関する特許ライセンス契約(独占型)を締結したことをお知らせいたします。
これまでに当社は、京都大学と、潰瘍性大腸炎および原発性硬化性胆管炎の指標としたAnti-Integrin αvβ6自己抗体の検出に関わる特許ライセンス契約(独占型)を、2022年4月に締結していますが、この度、オンコロジー領域における免疫療法の臨床普及等を鑑み、irAE腸炎の指標としたAnti-Integrin αVβ6自己抗体の検出に関しても、独占的特許ライセンス契約を締結することになりました。
製品詳細情報 :https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/search/detail/?cd=5288 ご注文・お問い合わせ:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/
Anti-Integrin αvβ6自己抗体はIntegrin αvβ6に対する自己抗体です。Integrinは細胞外マトリックスへ結合することで細胞接着を担う細胞表面受容体であり、このうち腸管上皮に発現するIntegrin αvβ6は炎症抑制および病原体と寄生虫の感染予防に関わっています。
免疫チェックポイント阻害剤は免疫ががん細胞を攻撃する力を保つ薬です。しかし、がんに対する免疫だけでなく免疫全般を過剰に活性化するため、自分自身を攻撃してしまう自己免疫疾患を引き起こす可能性があります。
電話 03-6684-6860(代表) お問い合わせフォーム:https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/
臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。
連絡先
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JSR Life Sciences Company Inquiries
Director, Marketing & Communications - mbindseil@jsr-nahq.com
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